2014年4月6日

妙味の話

前回の「チープカシオ」のところで文章をすっきり終わらせたかったので割愛したのですが、
例えばこのカシオの腕時計にしても、これが海外メーカーのものならもっとみんな飛びついてたと思うんですよ。TimexとかSwatchみたいに。
こういうのは本国で買うのが安い(というか適正価格)やろうし、バリエーションも豊富なはず。
それなら日本にいる我々は、Timexなんかよりもカシオに食いつく方が美味しい。
服ならユニクロにも同じことが言えるけど、ユニクロは着てる人がちょっと多すぎる。
そうなると、このカシオの安いのんは狙い目やと思うんやけどな。人気あるとは言え、着けてるのは大概いわゆるオタクやし。だから自分がオタクやったら、これは着けてへんと思う。

無いものねだりは本能やから外国のものが良く見えるのも仕方ないとは思うけど、「カシオ?えー、ダサい」で済ますのはもったいないと思う。結局それは流行ってない日本のメーカー、という印象だけやから。もちろんデザインの好みはあるから、そこを覆せとは言わんけども。
とは言え、またD&DEPARTMENTなんかで某ケンメイ様が「ロングライフデザイン」の判押した日にゃ、やろ?君ら。どうせ。
そういうパッケージやフィルターを介して初めて良さに気づく(それは気づいたことには一切ならんが)んやなくて、自分の感性でスッと手に取れんもんかね。

日本メーカーを重んじるのが家電だとかそういうところぐらい、というのがもったいない。
日本にいるアドバンテージを活かして、所有してる人の少ない品を狙う。
これが一番美味しいと思うのに。

ま、かく言う僕も、アメリカのSoul(日本の演歌のようなもの)が好きなんやけども。

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